お琴の豆知識①

お琴の歴史は大変古く、奈良時代に中国(唐)から日本へもたらされ、雅楽に用いられてきましたが、室町時代に箏として独立し現在につながっているそうです。長い歴史を持つお琴の世界では明治や大正時代も現代に含まれるそうです。驚きですね。



お琴の豆知識②

お琴で使う楽譜は洋楽の五線譜と異なり、縦に書いてあります。使われている音符は♪などではなく、漢数字が並んでいます。慣れるまでちょっと苦労します。

お琴の豆知識③

十七弦は、作曲家・箏曲家の宮城道雄が考案した、17本の弦を持つ筝です。全長約210cm、幅約35cm、重量約8kgと琴より一回り大きく、弦も太いものが使われています。元来は低音部を受け持つ楽器として考案されましたが、ヴァイオリン属におけるチェロのように、現代邦楽では伴奏楽器としてのほか、独奏楽器としても広く用いられています。十七弦の低く豊かな音は心を落ち着かせてくれます。